広大な農地を潤す命の水瓶の蜂屋調整池
ぎふ清里里山公園(旧日本昭和村)の北側に蜂屋調整池があるのですが、ここは小高い丘になっており、道は行き止まりになっています。ここへの目的がある人以外は訪れませんので、静けさがありゆったりと過ごせます。
蜂屋調整池は昭和57年に整備された木曽川右岸用水の調整池の一つで、その水源は、飛騨川の支流に造られた岩屋ダム(下呂市)で、岩屋ダムで蓄えられた水が下流の飛騨川の白川取水口から蜂屋調整池に送られてきます。
そこから美濃加茂市、関市、坂祝町、富加町の木曽川右岸上流の無水地帯に農業用水を供給しており、水量を調整する役目を担っております。
かつてはブラックバス、ブルーギルなど釣れましたが、2010年に外来魚駆除が行われ、現在は立ち入り禁止になっていますが、池のほとりは立ち入りですます。また、桜、つつじなどの木も300本植樹され、緑と花の市民のいこいの場になっています。
立ち入り禁止になる前は蜂屋調整池の周囲の道は、ぎふ清里里山公園が出来る前、山之上に抜けれる道になっており魚釣りする人や畑作業する人が使っていました。現在は通行止めになってしまったので行けませんが・・・。
なお、ここからぎふ清里里山公園の花火が見えます。ちょっとした穴場かも知れませんが、花火は小さく時々木々に隠れて見えなかったりしますので、ゆったりと鑑賞したい人には向いています。
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