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- 美濃加茂市で断水に困らないために
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2018年6月、7月に断水になってしまった
美濃加茂市では直接的に台風の影響を受けていないにもかかわらず、2018年6月29日~7月1日まで太田・古井・下米田地区で断水が発生しました。
美濃加茂市の水道水は飛騨川から水をくみ上げ、森山浄水場と山の上浄水場で作り供給しています。飛騨川の上流にあたる飛騨地方での大雨により飛騨川の濁り、水道水が作れなくなり供給がストップ、断水に至りました。このような経験は初めてでした。
太田・古井・下米田地区以外は、山の上浄水場に他の浄水場から水を供給してくれたため断水には至りませんでしたが、同じ市内でも供給元の浄水場の差によって断水する、しない、と明暗が分かれました。どこの地域がどこの浄水場から供給されているか資料は見つかりませんでした。
断水でどの様な問題が発生したか?
1、水の確保
水が供給されなくなるので、応急給水所が市内8か所(下米田交流センター、小山会館、牧野交流センター、森山公園、文化会館、アピタ美濃加茂店、プラザちゅうたい、総合福祉会館)に設置されました。ただし、水を入れるポリ容器は個人で用意する必要があるため市内のホームセンターなどから一瞬にして売れてしまい、買えなかった人は、近隣の可児市や関市まで買いに行く人が多くいました。
断水情報の一報は、美濃加茂市の「すぐメールみのかも」で配信されましたので、この情報を聞いた人で時間的に都合つけやすい人はポリ容器を買いに行ったようです。その後、仕事帰りに買う人、などであっと言う間に売れてしましました。
飲み水としてはミネラルウォーターも一気に売れてしまい、店頭かた消えてしました。6/29時点ではいつ回復するか分からず大量買いした方が多かったようです。お店も断水がいつまで続くか分からないため、大量に仕入れて断水が回復した7月1日以降に今度は在庫になってしまいました。
2、飲食店は営業できない
水が確保できないため飲食店は軒並み営業できませえんでした。飲食店以外のお店も営業はしていますが、トイレは使用不可になっていました。断水が解除されても最初は水が濁っているため、営業が遅れてしまいました。
3、トイレが使用できない
水洗トイレでもタンクがあるタイプとタンクが無いタイプがあります。タンクがあるタイプは水を入れて流せば使用できますが水圧が少ないかも?との見解もあります。タンクが無いタイプと合わせて断水時の使用方法についてメーカーのホームページで確認しましょう。また、この機会にメーカー名は覚えておきましょう。
4、お風呂やシャワーが使えない
銭湯へ行くしかないのですが、美濃加茂市にあるのは清流里山公園にある「里山の湯」だけです。市内から近いところでは可児市に「湯の華アイランド」があります。こちらの方が規模は大きくなっています。
日頃から準備が必要ですね
飛騨川が濁り浄水場の能力を超えたため、水道水が作れなくなり断水するという想定外の事態が発生しました。今まではこの様な事象はありませんでした。これも異常気象の影響か分かりませんが、来年の夏に断水が発生しても慌てないように今から準備しておきましょう。
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