
Contents
ダムカードで地元再発見!今渡ダムで配布再開|美濃加茂から始めるダム巡りのススメ
「週末、どこか出かけたいけれど、行く場所が思い浮かばない…」
そんな悩み、ありませんか?美濃加茂市に住んでいると、近隣の観光地は一通り回ったし、なんだかいつも同じようなコースに…。そんな時こそ、新たな目的地を与えてくれるのが「ダムカード集め」です!
最近、地元・木曽川にある今渡ダムでダムカードの配布が再開され、ちょっとした話題になっています。この記事では、ダムカードとは何か、その魅力、そして今渡ダムでカードを手に入れる方法、さらに美濃加茂から始めるおすすめダム巡りルートまでご紹介します。
ダムカードってなに?
ダムカードは、国土交通省や自治体などが発行する「ダムの情報が詰まった無料のコレクションカード」です。全国にあるダムのうち、多くのダムで配布されており、配布対象のダムは300ヵ所以上とも言われています。
カードの表面にはダムの写真、裏面には型式(重力式、ロックフィル式など)、貯水容量、完成年などのスペック、さらにはそのダムの歴史や役割、豆知識まで記載されています。
いわば「ダムの名刺」的な存在。特に公共インフラに興味がある人や鉄道・地形マニアの間では根強い人気があり、近年は観光目的でも注目されつつあります。
ダムカード集めの面白さ
■ 行き先に困らなくなる!
普通の観光地巡りは、ある程度行き尽くすと「またあそこか…」という気分になってしまいがち。でもダムカード集めは、カードを求めてまだ行ったことのないエリアに自然と足を運ぶようになります。
「えっ、こんな山奥に立派なダムがあったの?」というような発見も多く、地図アプリ片手にちょっとした冒険気分も味わえます。
■ 学びが多く、家族にもおすすめ
ダムには「洪水調整」「水道供給」「農業用水」「発電」など多くの役割があります。現地に行けば、説明看板やビジターセンターもあるので、子ども連れの学習体験としても最適。
写真を撮るだけではなく、その地域の自然環境やインフラの仕組みを肌で感じることができます。
■ コストがかからない
カードは基本的に無料で配布されています。施設によっては管理所の営業時間内に受付する必要がありますが、入場料がかかることはほとんどなく、低コストで充実したレジャーが楽しめます。
今渡ダムでダムカードがもらえる!|配布情報と条件
さて、美濃加茂市民にとって最も身近なダムといえば、やはり木曽川にある「今渡ダム(いまわたりダム)」。
この今渡ダムでは、以前ダムカードを配布していましたが、しばらく休止されていました。
ところが2025年春、ついにダムカードの配布が再開されました!
■ 配布場所
ダムカードは「リバーポートパーク美濃加茂」のインフォメーションで配布されています。
所在地:美濃加茂市御門町2丁目6-6
営業時間:9:00~17:00(季節により変動あり)
定休日:水曜日(祝日の場合は翌日休み)
■ 配布条件
今渡ダムの写真を提示することがカード配布の条件となっています。
つまり、現地でダムの写真を自分で撮影して、受付でスマホなどの画像を見せればOK!
ダムの位置はリバーポートパークからすぐそばなので、徒歩でもアクセス可能。堤体の写真を撮って、パーク内で一息つきながらカードをゲットしましょう。
今渡ダムってどんなダム?
今渡ダムは、木曽川本流にある重力式コンクリートダムで、1940年に完成。堤高は16.5mと比較的小ぶりですが、地元では水道用水や工業用水の取水、そして洪水時の水量調整に重要な役割を果たしています。
春や秋には周囲の木々が色づき、川面に映る風景も美しい。リバーポートパーク美濃加茂からは、ダムの堤体や放流の様子も間近で見ることができ、ちょっとした絶景スポットです。
美濃加茂から始めるダムカード巡りおすすめルート
今渡ダムを皮切りに、週末の小旅行気分で訪れやすい近隣のダムカード配布ダムをご紹介します。
■ 小里川ダム(瑞浪市)
堤高:102.5m(重力式コンクリートダム)
特徴:防災資料館が併設されていて学びも深い。ダムカレーもあり、グルメとセットで楽しめる。
カード配布:管理支所内にて(営業時間に注意)
■ 矢作ダム(豊田市)
堤高:100.0m(アーチ式コンクリートダム)
特徴:迫力満点のアーチ構造。展望台や周辺散策も魅力的。
カード配布:矢作ダム管理所で配布(訪問証明の写真提示を求められる場合あり)
■ 岩屋ダム(下呂市金山町)
堤高:127.5m(重力式コンクリートダム)
特徴:ダム湖「岩屋ダム湖」はカヌーや釣りの名所。深い山間の景観美も◎。
カード配布:岩屋ダム管理支所にて配布(職員不在時もあるため、平日午前中が確実)
■ 丸山ダム(加茂郡八百津町)
堤高:98.2m(重力式コンクリートダム)
特徴:国産初の本格的な中・大規模ダム。現在は新丸山ダム建設も進行中で、土木好きにはたまらない。
カード配布:旧丸山発電所資料館前のボックスにてセルフ配布(※ダムの写真提示なしでもOK)
ダムカード集めのコツと注意点
■ 時間・休館日のチェックは必須!
施設によっては土日祝がお休みだったり、配布時間が短かったりすることもあります。事前に公式サイトで営業日を確認してから出発しましょう。
■ 写真提示のルールに注意
今渡ダムのように、現地訪問+写真提示が条件になっている場所は多いです。行った証拠を示すためにも、堤体や管理所の写真を1~2枚撮っておくのがおすすめ。
■ 複数人での受け取りは個別に対応を
基本的に「1人1枚」がルールなので、家族で行っても全員が訪問・提示しないともらえない場合があります。代表者だけではなく、皆で撮影を楽しみましょう。
地元から楽しむ「学びのある旅」へ
地元にあるのに、意外とちゃんと見たことがなかった「今渡ダム」。今回のダムカード配布再開をきっかけに、あらためてその姿をじっくり見てみませんか?
カードを手にすることで、ただの風景がちょっと特別に感じられるのも、ダムカード集めの魅力。
美濃加茂を起点に、小さな探検を重ねていくことで、普段見逃していた自然や歴史、インフラの大切さに気づけるはずです。
まとめ|まずは今渡ダムで、あなたの「1枚目」を!
美濃加茂市民だからこそ、身近な場所をあらためて楽しむチャンス。今渡ダムのカードは、まさに“地元再発見”のきっかけになります。
いつもとちょっと違う週末にしたいなら、まずは今渡ダムで一枚、カードを手に取ってみてください。そして、その一歩から、あなたのダム巡りが始まるかもしれません。

